2012年2月23日木曜日

将棋系のゲームに関する質問です。 将棋の起源はインドのチャトランガというゲーム...

将棋系のゲームに関する質問です。

将棋の起源はインドのチャトランガというゲームだそうですが、

実際の伝播はどのようなものなのでしょうか?

中国や朝鮮の将棋(象棋)とは同じ起源を持つため当然似てはいますが、結構な差異が見受けられると個人的に思います。

駒の形(丸と5角形)が違いますし、将棋は升目に駒が配置されますが象棋は囲碁のように線の交点に置かれます。

中国(or朝鮮半島)→日本、という経路ではなく、東南アジアなど南方から伝わったのではないか?と憶測しているんですが…。

(東南アジアや琉球の将棋系のゲームには詳しくないので根拠薄弱な仮説であるのは承知しています。。)


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そういう説もあり、

また近年では有力になっているようですね。



天童市の将棋会館資料によれば、

http://www.city.tendo.yamagata.jp/shogim/kosei.html



現在ではどちらかというと日本将棋と東南アジア将棋との類似点が指摘されるようになっています。

日本将棋は、中国から伝わる以前に、東南アジアから海上交通路により日本に入り、その後、中国象棋や朝鮮将棋の影響を受け原形が作られたという説が有力です。



とかかれています。



ちなみに、現在東南アジアで指されている将棋系のゲームは、

「ミャンマーのシットイン」と「タイのマーク・ルック」などがあるそうです。



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碁や麻雀が伝わり、象棋は知らないというのも変でしょう。もし、東南アジア説が本当ならば、駒が立体でないのはなぜか、なぜ、歩兵のききが違うのか、等疑問があります。中国象棋から河と城壁をなくし、線から升目に変化させた功績が東南アジアにあると考えたほうが自然です。つまりは、様々な文化の結集があって、日本で開花したというのが理想と思います。

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