2012年3月6日火曜日

将棋の7大タイトルのルールの違いを教えてください。 羽生さんは決まって早指しの...

将棋の7大タイトルのルールの違いを教えてください。

羽生さんは決まって早指しのNHK杯では弱いです。


逆に佐藤康光さんはNHK杯だけは異様に強いのに竜王戦には弱かったりします。

それぞれのタイトルの違いを説明できる人はいませんか?m(_ _)m


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いえ、羽生さんはNHK杯も強いですよ。

優勝回数が現役棋士で二位の6回。

一位が加藤一二三さんの7回で、二人の年齢差を考えればNHK杯に最も強い棋士は圧倒的に羽生さんです。

ただ最近数回ベスト8やベスト16(つーかこれでも十分でしょう)で止まっているだけです。



佐藤さんが竜王戦弱いというのも絶対おかしいです。

二期連続で挑戦してるなんてむしろものすごく竜王戦に強いです。



羽生さんがNHK杯、佐藤さんが竜王戦に弱かったりしたら棋士は1,2名除いて全てNHK杯と竜王戦に弱いということになってしまいますよ。







本題ですが、タイトル戦の違いで最も大きいのは持ち時間の長短でしょうね。

名人戦(予選6時間タイトル戦9時間)と竜王戦(予選5時間タイトル戦8時間)の二大ビッグタイトルは長いです。

逆に話に出ているNHK杯は15分と、最も持ち時間が短い棋戦の一つです。



持ち時間が長いと、

・深く読むのが得意

・深夜や二日越しで対局するだけの体力に自信がある

・その他、気分転換を図るなど時間の活用がうまい

タイプが有利となります。



逆に持ち時間が短いと

・短時間強い集中力を発揮するのが得意

・十分な研究しているなど、指し手に自信がある

・早指しに慣れている

等の条件を揃えると有利になります。



また、持ち時間が短いと、実力上位者にもミスが出る可能性が高まり、下位者が思わぬ勝ちを拾う場合もあります。



タイトル戦のルールの違いについてもう一つ、

普段の対局は東京か大阪の将棋会館(NHK杯はNHKスタジオなど例外はあり)で行いますが、タイトル戦の決勝に限っては全国のホテル・旅館などで対局を行います。

場合によっては海外もあり得、当然移動に時間がかかりますから、ハードスケジュールをしっかり管理できるのがタイトル戦決勝に強い条件となります。



後あえて言うなら賞金ですかね。

タイトル戦によって出る賞金額が違うので、棋士のやる気も変わると思います。

賞金額の多い順に

竜王、名人、棋聖、王位、王座、棋王、王将の順だそうです。(日本将棋連盟HP『プロ棋戦情報』のツリーで上にあるほど賞金が高いそうですhttp://www.shogi.or.jp/kisen/)



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○将棋の7大タイトルのルールの違いを教えてください。

羽生さんは決まって早指しのNHK杯では弱いです。

逆に佐藤康光さんはNHK杯だけは異様に強いのに竜王戦には弱かったりします。

それぞれのタイトルの違いを説明できる人はいませんか?



●将棋そのものの基本的なルールに違いはありません。

タイトル戦の違いというのは、概ね

*持ち時間

*1日制か2日制か

*秒読みは、いつからか。

*持ち時間がなくなったら、30秒以内か1分以内に指さねばならないか。

*賞金額

*出場資格

*スポンサー

*出場者数

などが異なります。

特に、「NHK杯」は持ち時間が少ないのが特徴です。

そのため、すぐに持ち時間を使い果たす加藤一二三さんが、逆に早指しに強いと言われていました。

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